『石巻赤十字病院の100日間』 小学館文庫
この本を読もうと思ったキッカケ
実家に帰ったときに、本棚を探していたらこの本を見つけました。僕はあまり2度3度と読み返すことは少ないんですが、この本は何度読んでも得られることが多くあります。
首都直下地震や南海トラフ巨大地震などが心配される今日、いつ被災者になるかもしれない日本に住む者として準備や心の支度をするのにもう一度読んでみました。
この本をまだ読んだことのない方には、「災害は忘れた頃にやってくる」ということわざをもう一度考え直すいい機会となると思います。
実際に読んでみて思ったこと
実際に赤十字病院で働く人たちは、被災者を救った医療従事者であり、彼らが被災者でもあります。
看護師さんの「私達だって被災者なんです。」という言葉は彼らの職務と家族の消息を心配する気持ちが交錯する中から出てきたのではないでしょうか?
一般人ができる心得
僕みたいな医療の知識の欠片も持たないヒトからすれば、すこし遠い話に聞こえてしまうこともある。実際に彼らの活躍を目の当たりにしたわけでもないし。
でもいつ来るかもわからない災害には最小限の準備をしなくてはいけないと深く感じました。
水とか、暖めなくても食べられる非常食を準備しておきたいですね。
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