ネパールの人に本と教育を!マイクロソフト社員が立ち上がる瞬間

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マイクロソフトでは出会えなかった天職〜僕はこうして社会起業家になった〜

(英語の題名) Leaving Microsoft to Change the World ~An Entrepreneur’s Odyssey to Educate the World’s Children~

この本を読もうと思ったキッカケ

実はずいぶん前にこのヒトのストーリーがテレビで放映されていて、「へーそんなヒトもいるのかー」なんて思ってた。けどこの本を見つけてせっかくだから読んでみることにした。

実は僕の友達にネパールの留学生が多くいて、ちょっとネパールを知るキッカケになるんじゃないかなー?とも思ってた。

皆に読んでほしいトコロ

「私の村には都会と同じように、あらゆるところに酒場があります。あちこちの酒場を回っているうちに、私は酒びたりになりました。これらの店が図書館や書店だったら、私はいまとはまるで違う大人になっていたのに」(p263)

p248にあるように、ジョンがルーム・トゥ・リードを立ち上げたのは思い立ってからすぐだったから良かったのでしょう。

物事に早すぎるということはありませんが、遅すぎるということは多くあります。あなたも感じたことはありませんか?

Room to Read が行う3つのこと

1学校や図書館、コンピュータ教室などを建てる

子どもたちの教育の機会を与えるために学校の建設や改装をしています。

UNESCO(2010)の推計によると世界で文字の読み書きができないヒトは7億人以上います。また学校に通えない子どもたちは約7200万人います。

この数字を下げるためにも、図書館や上質な教育が求められています。

2本の寄贈

この組織の起業家であり著者でもあるジョン・ウッドがネパールでのトレッキングの途中に見て回った学校に読める本が1冊もなかったことから、マイクロソフトを辞めこの組織を立ち上げました。

本を読みたくても読めない子供たちの学校や図書館に世界中から集めた英語と現地語の本を寄付しています。

3女性への奨学金

この本の18章に詳しく書かれているんだけど、この団体は女性の就学の後押しとして女性のための奨学金を実施しています。

なぜ女性のみの奨学金なのか?

先程述べたように世界には多く文字の読み書きができないヒトがいますが、特に女性は男性の数を大きく上回っています。それは多くの社会において男性優位の仕組みがあるからです。

しかし女性の教育はその子供への教育という意味でも大変重要です。母親が教育を受けていれば、子供は母親から文字や算数などを学ぶことができます。

「男の子を教育することは、その男の子を教育することにしかならない。女の子を教育することは、家族全体と、さらには次の世代をも教育することになる」(l10,p205)

どんな国で活躍しているの?

この活動はネパールから始まり、ベトナム・カンボジアなどの発展途上国のなかでも後発発展途上国を中心に活動しています。

後発発展途上国ってなに?

Least Developed Country(通称:LDC)は国連が定める世界の国の社会的・経済的な分類の一つで、開発途上国の中でも特に開発が遅れている国々のことである。これらの国を指して失敗国家と呼ばれることもある。(Wikipediaより抜粋)

いつから活動しているの?

2000年から活動が始められました。ちょうどマイクロソフトを中心としたITバブルの最中でした。

今では1000以上の図書館と10万以上の本を寄付しており、日本にも支部が設立されました。(アニュアルレポート2016より)

誰がこの活動を始めたの?

マイクロソフトで幹部社員をしていたジョン・ウッドがこの活動を想起しました。その考えに共感したネパール人の共同設立者、ディネシュ・シュリスタと共にこの取組みを始めました。

なぜ始めようと思ったの?

設立者のジョン・ウッドは2周間の休暇をネパールでトレッキングをしながら過ごしました。その道中でネパールの学校に立ち寄りました。

その時に見た中身がガラガラの図書館をみて、大の読書好きなジョンは驚き、ネパールの子供に本を届けたいと思ったことがキッカケです。

そこから友人や同僚にメールをして、本を集めたところ数えきれないほどの書籍が集まりました。その本を再び休日を使って届けたときの子供の笑顔と現地の教員の感謝が忘れられませんでした。

そしてそこからマイクロソフトを辞め、NPO・NGOのルーム・トゥ・リードが設立しました。

あなたに伝えたいこと

カップラーメンの発明者であり、立命館アジア太平洋大学の名誉会長である安藤百福(あんどう ももふく)の名言にこういうものがあります。

即席めん開発に成功したとき、私は48歳になっていた。遅い出発ともいわれるが、人生に遅すぎるということはない。

人生はなにかを待っているには短すぎます。思い立ったが吉日!行動していきましょう。

Room to Readについてもっと知りたい方はこちら

ルーム・トゥ・リード ホームページ

 

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