「あなたは明日から総理大臣です。」さあ、どうする?

この記事は約3分で読めます。
Pocket

『総理にされた男』

はじめに

あなたは政治に疑問や文句があったりしませんか?「自分だったらもっとこうしたい」、「政治家は一般庶民のことを考えてくれない」などなど

でも「明日から総理になれます」と言われても、足がすくんでしまいますよね?

『総理にされた男』では主人公で役者の卵である加納慎策が、総理のモノマネをしていた、ということからある日総理官邸に連行されます。

もし明日から総理大臣になれと言われたら、何をしなくてはいけないのか?この本はそんなシュミレーション小説です。

実は本物の総理は……

政治は正義では変えられないことに怒りを持ちながらも、1億2000万人の日本国民のために奔走するストーリーです。

政治のドキュメンタリーな部分と小説らしい部分の両方を持ち合わせた、喜怒哀楽、全てが含まれた作品となっています。

この本を読むことをオススメするヒト

  • 政治に興味のある学生
  • 政治・投票などよく分かんないというヒト

 

 

学べること

  • 政治の基本的な流れと仕組み
  • 政治家から見る経済
  • 政治の理想と現実
  • ニュースとか新聞というマスコミを通じないで見る政治家

私達は国会や衆議院・参議院といった基本的なこともわからない主人公と一緒に、政治の流れや仕組みなどを学ぶことができます。

「官房長官」、「党三役」などの役職とその役割も同時に学べます。

それと同時に、一般庶民が見る小さな経済(家計)などとは違う、日本の経済という大きな視点を学ぶことができます。

政治家は全ての家庭を富めることも大事ですが、その前に日本経済全体を良くしなくてはいけません。

それには2つ理由があります。1、全ての人がお金持ちになるのは不可能だということ。2、次に控える選挙に勝たなくてはいけないということ。という2点があります。

1,はともかくとして、2,は忘れがちになります。

「政治の理想と現実」は、省庁・マスコミ・派閥などといったしがらみがあることから、したくてもできないことがあるということ。

もし彼らの既得権益を壊すものなら、でっち上げのスキャンダルを流されかねないという恐怖があります。

最後に、マスコミを通じない政治家とは、誇張されていない姿を見てほしいということです。

マスコミも営利会社ですから、利益を得るために読者の目につくような内容にしなくてはいけません。

そのため報道がスキャンダルに寄ったり、話の内容を誇張することがあります。しかしこの本では、政治家をもっと身近に感じることができます。

他にも、官僚政治による予算の流用、憲法9条による弊害などが描かれています。

現実世界に似せている!?

この本を読み進めていくうちに、なんだかこの作品に原作があるような気がしてなりませんでした。

内閣人事局や政権交代など、2010年ころに起こったことがこの作品にも取り入れられているのです。

この本の中では、民生(みんせい)党(笑)が理想論ばっかり並べて、国民に見限られた話があります。あれ、実際にあったような気がしませんか?

あれ、そうすると民主党から政権交代した後の、時の首相は影武者ということに….?

なんだかんだで政治初心者でも楽しめる作品

法律とか国会とか、学校で習ったくらいの私でもわかりやすいように書かれていたので楽しむことができました。

特に政治家の言葉遣いや言い回しなどはとてもおもしろかったです。

最後には感動もあるので、是非最後まで読んでみてください。

「本来自衛隊は感謝されてはいけない存在です。平時においては胡散臭がられ、恐れられ、遠巻きにされ、時には非難や誹謗を受ける。それでいい、身近な存在になってはいけない。なぜなら、自衛隊が国民から歓迎され感謝されるときは、外国から攻撃されて危急存亡の秋か国民が困窮している時だ。自衛官は日陰者である時の方が国民や日本は幸せなのだ・・・・・・。」

吉田茂首相

Pocket

コメント

タイトルとURLをコピーしました