中国語の標準語(普通話)と方言とは?どのくらい違うの?方言同士では通じない?漢字で書くことはできるの?

マレーシア
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こんにちは、杖氏(@tsueshi-blog)です。

今回は、中国語の標準語(普通話)と方言の違いについて紹介します!

中国で一般的に話されている中国語と、地域によってことなる方言とではどのような違いがあるのでしょうか?

福建語・広東語・上海語・北京語など、様々な方言を紹介しますね。

この記事を読めば、中国語の標準語と方言、それらの特徴や違いなどを知ることができます。

まず中国語ってなに?

中国語とはどういった言語でしょうか?

中国語は、中華人民共和国をはじめ、台湾、香港、シンガポールなどの公用語となっています。

世界中に中国語話者は15億人ほどいるとみられ、世界でもっとも多い母語話者をもつ言語となっています。

中国の人口だけでも14億人ほどいますから、数が多いのも納得ですね。

世界中にちらばる華人や華僑とよばれる人々は、彼らだけのコミュニティーを作り、政治や経済に大きな影響を与えます。

日本で有名なのは、横浜・神戸・長崎の3ヶ所にある中華街ですよね。

華人と華僑について紹介している記事もあります。詳しくはこちらを読んでみてください!

中華系マレーシア人は中国語を話すの?華僑と華人の違いも詳しく解説!

中国語の標準語と方言について

中国語には日本語と同じように、標準語と方言があります。

中国語の標準語は普通話と書きます。

普通話と方言、方言と違う方言での会話はとても難しく、ほとんど伝わりません。

戦後中国が発展してくるとともに、標準となる言語が必要となってきました。

例として、地方から来た出稼ぎ労働者が言語が通じなくて困ることがありました。

そのため、中国北部の北京やその周りの地域で使われていた方言を中心に、普通話が作られることとなりました。

標準語(普通話)はどこで使われる?

それでは普通話はどこで使われるのでしょうか?

今日、学校の授業やテレビなどでは普通話が使われるようになり、若者を中心にほとんどのヒトが普通話を話すことができます。

また台湾北部、マレーシア、シンガポールの多くの学校では普通話が使われています。

普通話が通じる具体的な地域

  • 中国のほぼ全土
  • 台湾北部
  • マレーシアの華人
  • シンガポールの華人

また近年では、香港の学校でも普通話での教育が広く行われています。

なんでそんなに方言が違うの?

普通話と方言はどうしてそこまで違うのでしょうか?

中国の地域は大きく2つ分けることができます。

中国で1番長い川である長江をさかいに、北が北方・南を南方と呼びます。

北方の中国語

北側の有名な街は、北京・大連・ハルビンなどが挙げられます。

北方の中国語は、地域ごとの違いがあまりなく、意思疎通は難しくありません。

また標準語である普通話は、北方の中国語をもとに作られました。

南方の中国語

南方の中国語は様々あり、省が違うと方言も違うほど多様です。

有名な街は、杭州・重慶・広州などがあります。

やはりそれぞれの街ごとに、杭州話・重慶話(四川話)・広州話(広東話)などがあり、それぞれ全く違います。

例えば中国語のこんにちは「ニーハオ」をそれぞれの方言では、

  • 重慶話「バオプシーローン」
  • 広東話「レイホウ」

とかなり違うことがわかるのではないでしょうか?

日本との方言の比較

なぜ中国語にはたくさんの方言があるのでしょうか?

方言どうしでは全く通じないなんて、まるで違う言語のようですよね?

日本と比較しながら考えてみると納得できるはずです。

日本語にも標準語と方言があります。

有名な方言には、津軽弁・関西弁・沖縄方言などがあります。

標準語と津軽弁で会話をしても、全くと言っていいほど通じません。

中国の国土面積は日本の約25倍です。

もちろんイロイロな方言が生まれるはずだし、それぞれが違ってくるはずですよね?

方言はどこで使われる?

中国語の方言にはどのような種類があり、どこで使われるのでしょうか?

有名な方言をいくつか紹介します!

広東語

香港の国旗

広東語は中国の南・広州や香港、マカオなどで話されている方言です。

他にも世界中の華人がよく使う中国語方言の1つであり、ベトナム・アメリカ・マレーシア・シンガポールなどでよく話されます。

日本でも中華街や広東料理のレストランなどで耳にすることがあります。

香港やマカオでは、広東語がいわば公用語のように使われているため、普通話についで(方言の中で一番)学習者が多いです。

福建語(台湾語)

台湾の国旗

福建語は中国の福建省で話されている方言で、対岸の台湾でも台湾語として話されています。

台湾の南でよく話されています。

台湾の中国語は日本の統治時代のなごりを残しており、おでんが黒輪(オールン)として残っています。

海南語

海南語は中国の海南島あたりの方言です。

マレーシアでもよく耳にすることがあります。

海南チキンライス(海南鶏飯)はとても有名で、美味しい料理です。

カオマンガイにちょっと似てるかな?

日本では海南語を聞けることはまずないと思います。

中国語の方言が消えつつあるってホント?

そうなんです。

実は中国語の方言は少しずつ消えかけています。

大きく分けて理由は3つあります。

親が子供に普通話を話させようとする

方言は話せなくても、普通話を話せれば日常生活に問題はありません。

「将来子供が方言を使うことはないから。」

と言って、親が方言を教えない例があります。

僕の友達(杭州出身)は、家庭では日常的に普通話を使うそうです。

親や周りから杭州話を習わなかったとのこと。(理由はわかりません。)

今は、杭州話を聞いて理解はできても、話すことができないそうです。

僕は「ちょっともったいないな」と思いました。

両親が地方出身

中国では、田舎から都市に出稼ぎに出る人が多くいます。

親が地方出身だけど、自分は都市生まれの子は方言にふれる機会が少ないです。

また親が違う地方出身ということもあります。

こういう子は方言を話せないことが多いです。

深センでは地方から出稼ぎに来たヒトが多く、広東語が話されなくなってきました。

学校の授業やテレビで普通話しか話されない

学校の授業やテレビでは、基本的に普通話が使われます。

方言でのテレビ番組もありますが、数が少なかったり、ニュースだけ方言というテレビ局もあります。

なんだか寂しいですね。

日本でも方言がなくなりつつある?

ここまでの内容を見ると、日本にも当てはまる点がいくつかあります。

  • 授業で使われる教科書は標準語
  • テレビで話されるのは標準語、ちょっと大阪弁や博多弁
  • 上京する人たち

たしかに言語が通じやすくなって、便利だとは思います。

しかし方言がなくなるのは、少しさびしく感じます。

東京出身で、標準語しか話せない僕としては、方言はかっこいい/かわいいのに。

まとめ

いかがでしたか?

中国語の標準語と方言について紹介しました。

最後の方は話が脱線してしまいましたが(笑)

中国語の方言を学ぶことはほとんどないと思いますが、チャンスがあればぜひ挑戦してみてください!

日本語も方言をどんどん使うようにしてください!

それでは、杖氏(@tsueshi-blog)でした!

ごきげんよう〜


コメント

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