こんにちは、杖氏(@tsueshi-blog)です。
中国語の能力を測るのに最も有名な検定として、HSKやHSKKというものがあります。
HSKとは(漢語水平考試/汉语水平考试)の略称で、中国政府公認の中国語検定です。
HSKではリスニング・リーディング・ライティングの3つの技能を測ります。
HSKKは(漢語水平口語考試/汉语水平口语考试)、つまりスピーキングテストのことです。
僕は現在デンマークに留学していて、将来の就活や現状のレベルを知るためにHSKK中級を受けたいと考えていました。
ちなみにHSKはこちらに来る前に4級を受験しました。
HSKKをヨーロッパで受けるのは良いものの、イロイロと問題があったり、日本語で説明されているサイトがなかったのでこの記事で紹介しようと思います!
目次
なぜHSK・HSKKを受けるのか?
そもそもどうしてヨーロッパなんかで中国語試験を受ける必要があるのでしょうか?
僕の中国語学習歴と、HSK・HSKKを受験するメリットについて3つ紹介します。
自分のレベルを知っておきたい

僕は大学の第2外国語の授業と、自己学習を含めて大体1年半くらい中国語(普通話)を勉強してきました。
そこで自分の現状知るためと、力試しのためにHSK・HSKKを受けたくなりました。
上に書いたように、HSKは4級を日本で受験しており、ヨーロッパではHSKK中級を受験しました。
HSK公式サイト-各級の紹介によると、HSK4級は「中国語を母語とする者と話せる」とあります。
実際に中国人の友達と話してみると、日常会話の7割は理解できる感じですかね。
なるべくカンタンな単語を使ってもらえば、不自由なくコミュニケーションを取ることができます。
値段が安い

HSKとHSKKの良い点は受験料が安い、ということです!
英語言語試験のTOEFLibtやIELTSよりも安く受験できます!
ドイツでのHSKK中級の受験料金は25ユーロ(3000円)だったので、国によっても多少の違いがあるのかもしれませんね。
英検と比べると少し高いかもしれませんが、就活でも使うことができるのでオススメです!
就職活動の履歴書・CVに書ける
上で少しだけ書きましたが、HSK・HSKKは就活の履歴書にも書くことができます。
英検は日本人の多くが受験しますから、面接官はあまり興味を持たないでしょうが、中国語は違います!
大体4、5級を持っていると就職に有利のようです。
中国に留学・中国の奨学金
僕は大学を休学して中国に留学したいと考えているのですが、奨学金の申し込みにはHSK・HSKKが必須のようです。
中国語圏(中国・香港・マカオ・台湾・シンガポール)などに留学先を考えているアナタにはピッタシじゃないでしょうか?
中国語学習の道のりはそんなにカンタンじゃないですよ、って話
今ではネイティブの中国人と話せるようにまでなった僕ですが、その道のりはカンタンなものではありませんでした。
大学の第2外国語選択では「中国語は漢字が同じだからカンタンそう」と思って中国語の授業を取る人が多くいます。
たしかに中国語と日本語の漢字はほとんど同じで、中国語を読めるようになるまでにはあまり時間がかかりません。
アルファベットを使う欧米の中国語学習者よりも早く勉強できることは間違いありません。
しかし日本語にはない発音や音の上がり下がり(ピンイン)は僕を長いこと苦しめました。
これは中国語を始める前にぜひ読んでおいてほしい記事です。
もう1つは「どうして中国人の声は大きいのか?」という疑問に答えてみました(笑)
YouTubeを使って中国語を勉強するコツ
中国語を勉強しようとしている、もしくはし始めたアナタにオススメするのはYouTubeを使って中国語の勉強をすることです。
字幕をつければ(漢字のおかげで)大体の意味は理解できますし、中国語の音に慣れることができます。
下の記事は僕がオススメする中国語のBGMとYouTuberです。
HSKを受けることが中国語の全てではない!
僕は中学・高校の時、受験のために英検を受けていました。
もしかしたらHSKやHSKKを就活のためなどの理由で勉強しているヒトもいるかもしれません。
でも言語を勉強する目的ってなんでしょうか?
それは中国語を話すヒトと楽しく会話をするのが目的ではないですか?
ぜひアナタにはHSK・HSKKの(不)合格ではなく、ネイティブと会話する楽しさを知ってほしいです!
それでは杖氏(@tsueshi-blog)でした。
ごきげんよう〜
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